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アマローネ君
と
パルミジャーノ

Amarone della Valpolicella 1997
Cesari
巨人と王。
ジャイアンツとダイエーホークスじゃない、陳腐・・・。
あのね、巨人は『イタリアワインの巨人』と呼ばれる
「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ」のニックネーム。
『王』はチーズの王と呼ばれるパルミジャーノ・レジャーノチーズのこと。
ほほう、「ぶり大根」とか「酒かす雑炊」なんか合わせといて
今回は妙に王道的な相性だな・・・・と、独り言。
「アマローネに合わせることのできるチーズはパルミジャーノ・レジャーノ
しかない。それ以外はアマローネが勝ってしまう!」
たしか、とあるアマローネの生産者が言ってたっけ・・・・。
さてどうかな。
ねえねえアマローネ君、あんたメチャメチャですやん!
とにかく美味すぎやね!このワイン飲んで惚れないような人は
ワイン好きじゃない!とまで言いたい!
昨日抜栓したときに比べて少しだけ酸とアルコールとの結びつきが
あまくなった。このあたり残念だな。
例えば先日飲んだドルチェット・ディ・オヴァーダなんか抜栓してから1週間
経ってもまだ味わいがクレッシェンド状態だったからねぇ。
体の身の引き締まり方って大事だよね。時間が経つと出るよね、その辺のアラ。
でもその時に飲み干してりゃ、関係ないか・・・・。
でも君の持ち味のアルコールから放たれる強烈な香りの嵐は衰えていない!
おめでとう!!
じゃー、パルミジャーノを君と混ぜるよ。
モグモグモグ・・・・モグモグモグ・・・・・・グルグル・・・・・ゴックン!
ひゃ〜!
うんめえ!!!!
なんじゃこりゃ〜!!!!!
(松田優作 ジーパン刑事風に)
1月にイタリアワインの王様と呼ばれるバローロとパルミジャーノを合わせた。
ワインの王様がチーズの王様に負けていた。
味わいの凝縮が、やはりパルミジャーノは尋常じゃあない!!
それがどうだ、アマローネ君はさすがは巨人と呼ばれるだけあるね、
アルコールの猛々しさが、パルミジャーノの味わいが奏でる大音響の
シンフォニーにしっかりと対抗している。だから双方を損ねることなく
ワインの酸がパルミジャーノの旨み全体を持ち上げ、前面に出してくる。
味わいの量のバランスがとても釣り合っている。
パルミジャーノほどの味わいを持っているチーズなら勿論
白のデザートワインと合わせても面白いだろう。
でも、デザートワインに合わせるチーズの専売特許はブルーチーズ、
イタリアの場合はゴルゴンゾーラが取得している。
(正味、うそです。定石だと言いたいだけです。)
ならばパルミジャーノはアマローネに合う!!
これを皆の合言葉にしよう!!
パルミジャーノはアマローネに合う!合う!!合う!!!
なんのことだか良く分からなくなってきました。
でも市販で双方共に購入できます。
是非ともお試し下さい。
もう一度、言いますよ。
パルミジャーノはイタリアチーズでも代表的、第一人者ともいえる
チーズですね。で、イタリア料理店でチーズなんか頼むと
必ず出てきます。だからそんな時、(勿論自宅でもOK、市販でも
比較的廉価です)、迷わずアマローネをあわせてください。
○パルミジャーノを3倍美味しく食べる方法
では、問題です。あのホワイトチョコレートにも似た外観。豊かな
芳香、味わいのまろやかさ、しっとり感・・・。
パルミジャーノを食することは日常味わうことのできる『快楽』
と言ってさしつかえないでしょう。
で、そのパルミジャーノを自宅で更に美味しく食べる方法があります。
さて何でしょう!次の三つから選んでください。
1. 冷凍して食べる
2.スライスして食べる
3.かたまりで食べる
ようく考えよう♪
快楽は大事だよう♪
正解は、
Bです。
@は論外ですよね。香りも食感もへったくれもない!
そしてAも論外です!!
実はパルミジャーノをスライスする人、すごく多いでしょ?
リストランテでもスライスして出てきたりする!(笑)
いけません!!
チーズ用の専用カッターがあれば良いのですが、もしない場合は
バターナイフでも包丁でも良いです。
ちょっと差し込んで、テコの力で塊をはがし落としてください。
では、何故かたまりなんでしょう。
また考えてね!!
ようく考えよう♪(もうええ?)
それは、チーズのしっとりした食感を大切にしたいから。
パルミジャーノは、まるでトリュフチョコレートを噛むがごとき滑らかで
しっとりしてますね。スライスしたらそれが台無しです。
「じゃーキューブ状に切ったら?」
確かに、食感そのものに大きな影響はなさそうですねぇ・・・。
でも、それもいけません!
まずは見栄え、外観の美しさを考えましょう。
パルミジャーノは最低2年の熟成を経てできる
「チーズのダイヤモンド」です。
それをカクカクに切ってどうします?
ダイヤモンドが立方体だったら陳腐ですよね。
(市販で大きくスライスされているパルミジャーノ、ありますねぇ。
あれではパルミちゃんが可愛そう!!、または
そういうレベルのパルミちゃんだと思ってください)
また食感もナイフで無理やり平坦にさせられた部分の舌触りと
自然に剥がれ落ちた部分では随分と違います。噛み応えも
変わります。
アマローネの話しをしながら枝葉に逸れてしまいましたが、
こうしてパルミジャーノを楽しむとき、アマローネを
友に楽しむとあなたの人生がかけがえのない
愛情と慈しみで満たされることでしょう。
あなたの大切な人との時間なら一層豊かな時間が
流れます。どうぞ、お試し下さい。
王道の愉しみでした・・・・・。
<終>
2004年3月5日(金)
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