自分磨きのワイン術! 9
  
  
鼻で捉える酸 
 
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★鼻で嗅ぐワインのテイスティング法
 
 グラスは大小にかかわらず口の部分で少し閉じた
 タイプをお勧めします。香りを閉じ込めてくれるから
 です。
 
 まず、グラスの4分の1から5分の2ぐらいのワインを
 注いで、その時点で一度グラスに鼻を近づけてみ
 ましょう。その時の香りをちょっぴり覚えてください。
 
 次に、ワインをグラスの淵で回転ブランコのように
 グルグルしてから、鼻の穴をふくらませて匂ってみて
 下さい。ソアリングと呼ばれる動作です。ワインと
 空気が触れ合う面積を広げて香りを立たせます。
 
 ここで注意するべき点は、・・・・・・・・・・・・・・・・
 鼻にワインが入らないようにすることです(^^;)。
 
 間違うと香りではなく、痛みを感じますし、周りに
 人がいるととりかえしのつかない「恥」も感じますから
 十分に注意してね!
 
 ポイントはグラスの口の上の方ではなく、下の方に
 鼻を近づけると言うこと。上と下では全く違います。
 
 もうひとつは「鼻の穴を広げる」ということです。
 鼻腔の面積を広げて、貪欲に香りを吸収しましょう!
 
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● 香りの引き出し 前編
 
 「ハイ、では皆さん、今飲んでいるワインの香りを
  描写してみて下さい!」
 
って、いきなり言われてもわかりませんよね?
 
 
 「え?!もしかして、ソムリエみたいに、リンゴとかフランボワーズ
 とか腐葉土、なんて言わないといけないの・・・・・・・」
 
って、びびったりして・・・。
 
ぼくのセミナーでも、香りのところで一番緊張感が走る
ように思います(笑)。
 
だからゆっくり順番に行きましょう!
 
ワインは、フルーツのお酒です。だからまずフルーツの香りを
クンクン探してみましょう!
 
@ フルーツの香りを探す
 
「目」のところで緑、あるいは紫を呈していたワインなら
酸がキュッと出たフルーツを感じるのではないでしょうか。
 
また色の濃いワインならしっかりとした甘みをともなった
フルーツの香りがするでしょう。
 
ここでは、具体的にどんなフルーツかを感じる必要は
ありません。まずは
 
 「あ、”フルーティー”ってこんな感覚かな!」
 
と、感じることが大切です。
 
そして同時にこんな香りも探してみてください。
 
A フローラルな香りを探す
 
フレッシュ感、つまり酸がイキイキしたワインなら花の香りが
ある可能性も大です。特に白にその傾向が強いです。
 
 
 クンクン、クンクン してますか?(笑)
 
 
ん〜、よく分からんなぁ〜、という人。とりあえず放っておいて
次の香りを探してみてください。
 
B 草、野菜の香り
 
これは、ネギやブロッコリー、アスパラ、ほうれん草、ピーマン
など緑色の野菜を思わせる香りです。
 
白ワインはもちろん、赤ワインにもこの香りがよく出て
いるときがあります。
 
 なんとなく、そうかなぁ〜、という気がする人。次の香りも
想像してみてください。
 
C ドライフルーツ ジャム系
 
ドライフルーツは、例えばドライプラム、乾燥イチジク、レーズン
などはもちろん、アーモンドやヘーゼルナッツなどの
ナッツ類が含まれます。
 
 緑、紫に関わらず色の濃いワインであればそんなニュアンスが
でているかもしれませんよ!
 
どうも、よくわからん・・・・という方。まずは今挙げたドライフルーツ
や野菜などを映像として脳裏に浮かべてみてくださいね。
 
まず緑の野菜や草を思い浮かべてみる・・・・・・なさそうだ。
 
ならば、「ドライフルーツ」を想起してみる・・・・・これもなさそうだ。
 
という具合に、一つ一つを引き出しから出して来て眺める
ような感覚です。
 
 
続けましょう。
 
 
D ミネラル香
 
ああ・・・・・、ちょっとわけ分からん用語が出てきた!そんな
感じでしょうか。
 
でも心配ご無用です。
 
ミネラル香っていうのは、石とか砂、土の臭いだと思って下さい。
 
あと、夕立の際にアスファルトから匂ってくるやつ。
 
これは、多分にそのワインのできたブドウ畑の土の香りが反映
している証拠です。
 
@〜Cの香りだけじゃなく「ミネラル香」を感じられたら、それは
ちょっぴりランクの高いワインかな・・・と僕なら思います。
 
ブドウがそれだけ畑を表現しているわけですから、
単なるブドウ酒という感覚に奥行きが感じられます。
 
このミネラル香もすぐには分かりにくいかもしれませんが、先ほど
延べたとおり、
 
引き出しから出してくる → 映像として想像しながら
                  ワインを嗅ぐ
 
を繰り返していくと分かってくると思います。
 
 
E 香草類
 
さらにワインに奥行きを与える香りがこれですね。
 
セイジ、アニス、フェンネル、ローリエ、オレガノ、タイム
バジリコ・・・などなど。
 
 
 
おそらく、いわゆるフレッシュ&フルーティーのワインなら
このあたりのまでの香りを引き出しから出してくれば
十分楽しみつくせると思います。
 
 
もう一度おさらいしましょう。
 
@ フルーツ
 
A フローラル
 
B 草、野菜
 
C ドライフルーツ、ジャム
 
D ミネラル
 
E 香草類
 
 
これを見ながら、想像して、ワインを嗅ぐ、という一連の
動作を繰り返してみて下さい。
 
さあ、あなたのワイン・ライフが大きく広がりを見せて
きましたね!!
 
では、また次回、後編で!!
 
今度は、「ワインの華」とも呼べる熟成型のワインに
感じられるような「引き出し」が登場しますよ!
 
お楽しみに!!