自分磨きのワイン術  その23

   
ボディーの全体像


◎ワインのボディー 

     筋肉      骨格
      ↓       ↓           
     糖分      酸
     アルコール   タンニン
     なめらかさ   塩気
     (粘性)

 さて、味わいのボディー、すべての要素について
 触れてきました。

 ワインを口に含むや否や、すぐゴックンだったあなた
 ずいぶんもったいないことしてたって後悔したでしょ?

 いろんなサインをワインは発してるんだから、それに
 反応しないとワインを飲んでる価値がないし、あなた
 自身の感性の持ち腐れですよね!

 ということで味わいの6要素について一つ一つを
 さらりと検証したあとは、ボディーの全体像について
 も評価しましょう。

 細部と全体・・・これは物事を客観的に捉える場合
 共通してますよね!

 その全体像を捕らえる第一弾として、当然認識したい
 ことが



    ボディーの大きさ

 です。


 アルコール感がなくってシャバシャバの筋肉・・・
 酸も弱弱しくて味わい全体が薄い印象の白ワイン

   ↑
 これは、ボディーが小さい、身体が小さいということです



 少し喉元が熱くなって、トロトロ感もちょっと出てきた・・・
 酸もタンニンもそこそこ感じられる赤ワイン

   ↑
 これは、ボディーが中ぐらい、体としても中肉中背を意味します


 アルコールがどし〜んと重たい感じがして、酸やタンニンも
 ビシバシ来る・・・全体的に強い味わいの赤ワイン

   ↑
 当然、こういうワインは、ボディーが大きい、レベルによっては
 ”巨人”と言えるかもしれませんね。



 という風に味わいの全体像の強さから、そのワインが
 どれぐらいの大きさのボディーなのかを評価してください。

 大切なのは、よくボトルの裏ラベルについているボディー
 の表示「フルボディー」「ミディアムボディー」「ライトボディー」
 などという表示に惑わされないことです。

 あんなのはメーカーまたはインポーターの誰かの印象を
 そのまま表示したに過ぎないので、何か厳格な基準に
 照らし合わせたとか国が定めた基準に沿って・・・・とか
 全く関係ないのです。

 もっとも重要にして唯一の真理はあなたの感性が
 感じたそのワインのボディーをそのまま素直に認識する
 ことです。

 さて、このワインの身体のレベルを認識するには特定
 の言葉で表したほうがわかりやすそうです。

 たとえば、僕が勉強したイタリアソムリエ協会では次の
 ような言葉でボディーを評価していました。



   1. やせている         magro
   2. 軽い                   leggero
   3. 標準体型        di corpo
   4. がっちりしている      pieno
   5. 重い                   pesante



1 と 5 はワインとしてマイナス評価でした。つまり


1 → 肉付きが悪い → アルコール感にかける

2 → 肉がつきすぎてる → アルコールが強すぎる





 上のランクをタレント名で表すと比較的イメージしやすいかな。

 たとえば・・・・

 1.工藤静香、久本雅美
 2.篠原涼子、
 3.黒木瞳、広末涼子
 4.藤原紀香、叶姉妹
 5.森久美子


 (^^;)


 1と2の境は?と言われるとよくわかんないですけど・・・・。

 でも、タレントで言うとこんな感じかな・・・・。

 男性なら・・・・


 1.太田光
 2.草なぎ剛
 3.反町隆史 竹之内豊
 4.小川直也、ボブ・サップ
 5.松村邦洋

 異論はあるかもしれませんが・・・・。


 あなたの感覚と一致するかは分かりませんが・・・イメージと
 して捉えていただければ、と思います。

 ようするに


 ガリガリ →  デブ


 という流れですね。

 骨付き(酸、タンニン)がしっかりしていても、筋肉(アルコール
 なめらかさ)が全然ないと、単なるガリガリです。

 「すっぱ〜!!」「しっぶ〜〜!」

 という感覚になります。

 逆に、骨付きがまるでなってなくて、筋肉だけで
 ボヨボヨな身体では、肥満体、という以前に人体を
 形作れないでしょう?

 酸が感じられなくて、甘みやトロトロばかりが目立つと
 ワインのエレガントさや味わいのメリハリがよく見えにくく
 なります。


 ということで、ワインを口に含んだら、味わいの要素
 一つ一つについて、サラリと意識してみる・・・・・

 もちろん数回に分けて・・・

 一口目は、筋肉について意識してみる
 
 二口目は、骨格について意識する
 
 三口目は、全体について意識する

という風にやれば無理がないでしょう。


今日は、この三口目の第一テーマ

「ボディーの大きさを評価する」

でした。

次回は、第二のテーマ

「バランスを評価する」

をお送りします。どうぞ、よろしくお願いします!!

質問ボックスはいつものように
info@viteitalia.com

です。気兼ねなしに書いてくださいね。感想や
リクエストなども書いてくださるとうれしいです!!