自分磨きのワイン術!  No.13


   ボディーにタッチ!

 前号では、ワインと口の中でどのように「戯れるか」また
 その「戯れ」にどんな意味が込められているかを解説しました。


 1.舌全体で味わう → 塩、甘、苦、酸を平等に扱う

 2.歯ぐきに触れさせる → 特に赤のタンニンを感じる

 3.空気を含んで口の中のフレーヴァーを立ち上がらせる 
            
              → 香りを最大限引き出す


 でしたね。

 ただ、この1〜3の過程、つまりワインを口にふくんでいる時間帯に
 僕たちはもっとたくさんの事を感じているんです。


 何だと思います?


  ・・・・・・・・・・・・




 そう。 タンニンにかかわりがあります。

 つまり「触覚」ですね。

 タンニンは明らかに触覚です。赤ワインを歯ぐきにしっかりと
 触れさせたあなたならはっきりと感じ取れたはずです。

 それは、歯ぐきを締め付ける力ですよね。


 「収斂」という言い方をします。


 でも触覚は収斂だけではありません。

 まず「温度」
 
 冷たい、熱いを感じ取ってますよね。

 ワインって温度にすごく敏感な飲み物です。


 そして「アルコール」

 アルコールは、ただ単に酩酊気分になるからアルコールと
 自覚しているわけではなくて、口の中でちゃんと感じ取れる
 ものです。

 また後日、くわしくやります。

 そして「炭酸ガス」

 特にスパークリングワインじゃなくてもワインによっては炭酸ガスを
 感じ取れるときがあります。

 アルコール発酵は、炭酸ガスも生成しますから発酵したての
 ワインをすぐに瓶詰めすれば、スパークリングワインじゃなくても
 発泡しています。

 もちろん ”微” 発泡のレベルです。

 でも、舌はそれを敏感に感じ取ってくれます。

 難しく考える必要なんかないですよね。コカ・コーラしかり!ですから。

 でも、僕達の触覚のすごいところは、この炭酸ガスですら
 その質感を見破ることができることです。

 コカ・コーラの泡とシャンパーニュの泡は、比べることすら
 罪の意識を感じてしまうほど、次元の違うものです。


 これを解説しだすと・・・・・長くなりすぎてしまいます(^^;)
 これもまた後日ゆっくりやりましょう!!


 あと「触覚」に関して感じ取れるところはないでしょうか?

 人間の感覚の限界まできたでしょうか?



 いえいえ、まだあります。

 ワインの味わいを決定付けるとってもとっても大切なことです。

 それは「なめらかさ」です。

 でも、「なめらかさ」ではちょっと語弊があります。

 酸が柔らかければ「なめらかさ」がでてきますから。

 でも、この「なめらかさ」は液体そのもののなめらかさ、
 別の言葉で言うなら「トロトロ感」です。

 極端な話、ハチミツのようなドロドロの液体か、水のような
 シャバシャバなのか。

 
 詳しい解説はまた後日述べましょう!


 ということで、ざっくりと口の中でワインから感じ取れる
 情報を網羅してきました。

 この辺でまとめましょう。


     (ワイン)

       ↓

    味覚要素 (塩、甘、苦、酸)

    触覚要素 (温度)

          (アルコール)

           (タンニン)

           (炭酸ガス)

           (トロトロ)

    嗅覚要素 (口の中の香り)



 数えてみると 10項目もありますね。

 ワインを口にふくむだけで、これだけの要素を一瞬にして感じ取る
 ことができるんです。

 さて、あなたは今までこの10個の感覚のどれを大切にして
 どれをおざなりにしていきましたか?

 おそらく、考えたこともなかったことがあるんじゃないでしょうか。

 でも、心配は要りません。

 誰しもが、これだけのことを自覚的にワインを飲んでいるわけではあり
 ませんから。


 普通は無自覚に知覚している、のではないでしょうか。

 でも、今、このことを知ったあなたは、ワインを口に含む時間を
 少し長くするだけで、格段に味わいの領域を広げた事になります。

 あとは、これから続く「自分磨き」を読んでさらにステップアップ
 するだけです。



 さて、口の中に入ったワイン、ようやく飲み込んで、また次の
 一杯を楽しむことができるようになりましたね!!(笑)

 これからは、今まで挙げてきた味わいの感覚を刺激する要素
 一つ一つについて解説を加えていきましょう!!

 今回のレクチャー、お分かりいただけましたか?

 質問はお気軽に!!
 info@viteitalia.com


 では、またお会いしましょう!!