自分磨きのワイン術!  No.11

  「ボディ」
 
ボディー・・・・この言葉を明確に理解しなければなりません。
 
ソムリエとして働いていた頃、お客さんに良くこう言われたものです。
 
その1--------
 
お客さん  「ミディアムボトルの白が飲みたいんですけど・・・・」
 
僕     「ミディアムボトル?・・・・・ええっとぉ・・・・ハーフサイズって
       ことですか?」
 
お客さん  「ああいや・・・・ごめん・・・・・・ミディアムボディーだった!」
 
 
全員    ハハハハハッハァ〜 
 
 
その2-------
 
上司  ワインリストを指差しながら・・・
       「この中でフルボトルのワインはどれ?」
 
僕     「あ、全部フルボトルですよ!」
 
上司  安いワインを指差して・・・・
       「え?フルボトルなのにこんなに安いの?」
 
僕     「ええ。タイプだとか味わいの凝縮感で同じ量でも随分と
       (値段が)変わってくるんですよ」
 
上司    「あ、ごめんフルボディーだった!!」
 
部下    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
わりと良くあるレストランでの会話風景です。
 
ワインの裏ラベルや、店頭の説明文などに良く出てくる「ボディー」
という言葉が、どうも曖昧に捉えられているようです。
 
単純な勘違いかもしれませんが・・・(笑)。
 
 
あなたは、ワインで「フルボディー」といわれたら何をイメージしますか?
 
 
 
しっかりとしたアルコール感? 重さ?
 
味の濃さ?  強さ?
 
じゃー、その味って何を指すの?
 
甘さ?辛さ?・・・・あれタンニンもあるよね?
 
塩は?
 
あなたの「ボディ観」ははっきりしていますか?
 
 
なんとなく、味が濃い、ヘビー・・・・・そんな感じだと思います。
 
僕もそうでしたから・・・(^^;)。
 
 
 
でも、「自分磨きのワイン術!」読者のあなたには、その領域を超えて
頂かなければなりません。
 
 
ボディーは文字通り 「体」 ですね。
 
女性の方は、筋肉のしまった北島康介選手のような体を想像してみて
下さい。
 
男性の方は、艶かしい女体・・・・そう、叶姉妹・・・ア、イヤ・・・・
藤原紀香の体にしましょうか・・・・え?アホかって?
 
 
あの素晴らしい肉体を構成しているものはなんですか?
 
あの美しさの源はなんですか?
 
 
 
心の美しさ!なんてくっさい答えはなしね!
 
あくまでも肉体→モノとして捉えてください。モノがいい表現じゃなければ
オブジェでもいいです。
 
 
何が、ん〜〜〜寝てみたい!
 
と思わせるんでしょうか?
 
 
あ、これちょっと意図がずれる質問・・・(笑)
 
 
 
引っ張りすぎて、ごめんね。
 
そう、  「骨格」と「筋肉」  ですね!!
 
この二つの要素がなければ、体は美しさを保つことが不可能です。
 
 
ならば、ワインの味わいの「骨格」、「筋肉」って何なんでしょう。
 
「骨格」 → 硬い部分
 
「筋肉」 → 柔らかい部分
 
 
ワインが口の中に入ったときにかならず「硬い部分」と「柔らかい部分」
にあなたは遭遇しているはずなんです。
 
今日は、それを一挙公開しましょう。
 
 
 
「骨格」 →    酸    タンニン     塩気
 
「筋肉」 → 残留糖分  アルコール   なめらかさ
 
 
 
この感覚、分かりますか?
 
酸、タンニン、塩気というのは、硬い部分。
 
糖分、アルコール、なめらかさは、柔らかい部分。
 
 
この6つの要素がしっかりと感じられるワインならそれは
巨漢といいましょうか、大きな体です。
 
 フルボディーの典型ですね。
 
一方、一つ一つが弱く感じて、軽い印象なら小さな
体です。
 
 これは、ライトボディーと言えるでしょう。
 
でも、人間の体もいろんな体型があるように、ワインの
体型もいろいろ!
 
それを感じ取ることができて、言葉で表現できたら
素敵でしょ?
 
ですから、この6つの要素を一つ一つ吟味した上で
「ボディ」の考え方について広げて行きたいと思います。
 
 
 
では、まとめ。
 
今日は、二つのことをレクチャーしました。
 
1.ボディーとは、 「骨格」と「筋肉」 である。
 
 
2. 「骨格」と「筋肉」 はそれぞれ・・・
 
「骨格」 →    酸    タンニン     塩気
 
「筋肉」 → 残留糖分  アルコール   なめらかさ
 
 
となる。
 
 
お分かりいただけましたでしょうか?
 
質問があれば、いつものようにメールでお問い合わせ下さいネ!
 
 
いよいよ佳境に入ってきましたよ!
 
話すコチラの楽しみもクレッシェンド状態です!(~0~)
 
 
では、次回をお楽しみに!! チャオ!チャオ!!