さくいん
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 マナンダリーナ!

ワインのイタリア語講座



 
iramisu' (男性名詞)
  ティラミス

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1.なんとかならん? 日本語的イントネーション

すでに日本語として定着した感のある上の言葉・・・・
さあ どんな発音します?

多分「ティラ」で上がり調子になって「ミス」でトーンダウンして 下
がるようなイントネーションでしょ?

「わぁ〜、ティラミス食べたあ〜い♪」

若い女の子のそんな言葉を聞くと思わずこちらもワクワクしそうで
、それでいてとっても残酷な気分になるのはなぜでしょうか・・・ (^^;)

そのイントネーションにかなり問題ありです・・・。


この心躍るようなイタリアのデザート。もう何度も聞いたり読んだ
り 食べたりしているでしょうけど、もう一度言葉の意味をチェックし
て おきましょう。

TIRA ティーラ = 引っ張って!

MI  ミ    = 私を

SU スー   = 上に


通常「私を上に引っ張って!」から転じて 「私を元気にさせて!」
と訳されているようです。

イタリアで友人に「元気出せよ!」と言うとき、 「スー!スー!!」
って声をかけたりします。 (僕はいやというほどスーと声をかけら
れました。 普通に振舞ってたんですけど・・・・・(^^;))

だから、ティラミスという言葉の中で最重要部分が最後の     スー です。

これがないと「元気に!」というイメージが沸いてこないのです。

だから僕は言いたい! スーを下がり調子にする日本語的なイントネーションは正すべきだと!!         

 ティラミスー そう、このメルマガ読者には是非是非「ティラミス」
とおとなしくトーンダウン しないで「ティラミスー」と力いっぱいスー
を引っ張ってほしい!!

できれば唇をしっかりとんがらせてね? そう、まさにチューするみ
たいに! → 妙にオヤジ入ってます・・・(^^;)

このイントネーションこそ、本来のティラミスーを意味を表現する
言葉になるのです。



2.ティラミスーを発明したのは誰?

でも、このあたりの言語的な説明はどのレシピにも書かれている
こと でしょう。 今日はさらに歴史的事実を踏まえて 深めていくこ
とにしましょう。

では、ティラミスーはいつ、誰が発明したんでしょうか?

一説には、1960年、北イタリア、トレヴィーゾのリストランテ
EL TOULA' で考案された、と言われています。

まさに映画「la dolce vita(甘い生活)」の公開年です!

北部の典型的なチーズ「マスカルポーネ」とエスプレッソ カカオの
組み合わせがとてもモダンで信憑性があります。


もうひとつの有力な説が17世紀のトスカーナに遡ります。
舞台はシエーナ。当時、メディチ家のトスカーナ大公が 数日間滞
在した際、シエーナの菓子職人が、大公に ふさわしい豪奢華麗
なデザートを、ということで考案した とう説です。

当時は、もちろんティラミスーという名前ではなく 「ズッパ・デル・
ドゥーカ」 = 大公のスープ と呼ばれていたそうです。

ここで注目したいのが、当時、甘いお菓子、そしてチョコは 貴族
たちにとっての興奮剤であり媚薬であったということ!

ウッヒョ〜〜!! (「あ〜あ・・・またそっちのネタね・・・」って冷た
く突っ込んでネ!) そのことを知った僕は、まさにハッとしたわけ
です。

カカオ、チョコが昔は薬だったとはよく聞いていたのですが 難病
を治すとか治癒するということにピンと来てなかったんです!

「媚薬」 で納得いきました(^^)!!  ヤッポ〜〜〜!

当時、そういう「逢引」(または「乱交」!!やめて〜!)の前には
大量のティラミスーが振舞われたそうです。

ティラミス食いながらメラメラしていたとは、ナンチュウ奴らや!

でも、なんとなく・・・・分かる(^^;) 大量の甘いものって食欲を消しちゃうでしょ? 食欲なくなったら・・・アレでしょ? (*^0^*)

ア、アレ、そういうことじゃない? ・・・・・・・

というところで、また「ティラミスー」という言葉に戻ってみてください。

その意味と スー! に込められるアクセントのニュアンスが
微妙に・・・・というよりかなり大きく変わってきたんじゃないですか?  

スー! は「元気にして!」などという生易しい意味ではない!

 スー! はまさに   エクスタシ〜〜!!  なわけです。

わかります?  え?  わかりたくない?(^^;) 当然、この媚薬
としての貴族的食習慣がなければズッパ・デル・ドゥーカ は、
ティラミスーにはなりえなかった。

また、ちょっと恥ずかしくなるようなこの直接的ネーミングは庶民に 普及しない限りは生まれなかったんでしょう・・・(笑)。


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