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ワインのイタリア語講座




 Quercia (女性名詞) 
  クエルチャ


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 現代っ子ワイン君にとって、欠かせないもっとも信頼の置ける友人
ということになるでしょう。

 特に赤ワインの熟成には絶対不可欠。そして白ワインの熟成にも
あるいは発酵時にも大活躍します。

  そう、
樫の木

 QUERCIA E' UNA PIANTA DA CUI SI OTTIENE IL LEGNO PIU'
ADATTO PER LA FABBRICAZIONE DELLE BOTTI PER IL VINO. 

クエルチャ・エ・ウナ・ピアンタ・ダ・クイ・シ・オッティエネ・イル・レーニョ
ピュ・アダット・ペル・ラ・ファッブリカツィオーネ・デッレ・ボッティ・ペル
・イル・ヴィーノ

                           VERONELLI


 ワインの熟成樽製造に適した木材を得るための木、植物。


 でも、ワイン用語としてはQUERCIA(クエルチャ)よりも木材としての


 
ROVERE ローヴェレ 


という表現がよく使われます。特にワインの裏ラベルとか、ワイナリー見学
に行ったときなど、確実に現われる言葉です。


 たとえば・・・


 QUESTO VINO E' STATO AFFINATO PER 8 MESI IN BARILI
 DI ROVERE FRANCESE.
 クエスト・ヴィーノ・エ・スタート・アッフィナート・ペル・オット・メージ・イン
バリーリ・ディ・ローヴェレ・フランチェーゼ

 このワインは、フランチオークの小さな樽で8ヶ月熟成されました。


 という感じです。

 今のイタリアワインなら、このローヴェレの種類は3種類あるといえます。

 1. ROVERE DI SLAVONIA   ローヴェレ・ディ・スラヴォーニア
  2. ROVERE FRANCESE     ローヴェレ・フランチェーセ
  3. ROVERE AMERICANO    ローヴェレ・アメリカーノ


1は、大樽で、スタイル的にクラシック、または伝統的と呼ばれるワイン
によく使用されるオーク材です。イタリアの東隣、スロヴェニアでできる
オーク材です。

2は、インターナショナル、革新的などと呼ばれるようなワインに多用さ
れています。今国際的に認知を受けているワインのほとんどがこの
フレンチオークを使用しているといっても過言ではないでしょう。

 樽の内側をローストして焦がしていますので、その「こげ臭」がワインの
果実味と結びつくことによって複雑な芳香をかもし出しますし、大樽に
比べて樽がワインと触れ合っている比率が高いので「酸化」による
ワインの熟成速度が早まります。

 ただ樽香の介入が強いのでひ弱なブドウを作っちゃうとワインが
木材の匂いだけになってしまいワインとしての価値を失ってしまう
リスクがあります。

 かつてそういうワインは、VINO DA FALEGNAME(ヴィーノ・ダ・
フニャーメ)「大工さんのワイン」と揶揄されたものです。

3は、アメリカンオーク。特にワインに強い樽香を与えるので、主にアメリカ
のマーケットであるとか、あるいは、そのワイナリーの個性を強調するため
に使用する場合があります。果実味を消してしまうリスクがあるので
イタリアのワイナリーは避ける傾向があります。

 ということで、QUERCIA(クエルチャ)、そして ROVERE(ローヴェレ)
 覚えてくださいね!



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