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  マナンダリーナ!

  ワインのイタリア語講座


      

 LIMPIDO  (形容詞)澄んだ、透明な
     リンピド    

   IMPIDEZZA  (名詞) 透明度、清澄度
    リンピデッツァ

------------------------------------------- 

リンピド、リンピデッツァと読みます。

意味は、前者が「澄んでいる」という形容詞。後者が「透明度」とか
「清澄感」と訳されています。

E' limpido questo vino. エ・リンピド・クエスト・ヴィーノ
(このワインは澄んでいるね)

Ora vediamo limpidezza del vino. 
オーラ・ヴェディアーモ・リンピデッツァ・デル・ヴィーノ
(じゃ、このワインの透明度を見てみよう!)


澄んだワインは、それだけでも「健全」な証しです。
でも、色の濃い、しっかりとした凝縮感を持った赤ワインは、グラスの
向こう側が全く見えないほどに色が濃厚に抽出されています。

ならば、そのワインが「澄んでいない」からNGか、といえばもちろん
OK!!

グラスを45度に傾けて、そのグラスとワインの接点の淵だけを

見てみると、どんな濃い色合いのワインでも必ず透明感の
ある部分が見えています。

収穫量を如何に減らして、色素をワインに抽出するか。
そして、発酵後の濁りきったワインをうまく清澄するか。

このあたりが醸造テクニックの見せ所ですね。

(透明度のチェックの仕方については、僕のサイトの
ワインテイスティング講座で補足して下さい コチラ )
               



え?どうやって、濁ったワインを綺麗にするか、って?

とても良い質問です(^^;)

あのね。「小麦粉」入れたりするんですよ!って言えばウソだろ!
って必ず言われるんですけど、小麦粉を入れるワイナリーもあります。

小麦粉を入れるとその粒子にワインの澱がくっついて、いっしょに
取り除けるんですね。ピエモンテのバルベーラワインでその清澄
現場を見たことがあります。


それからちょっとマニアックな世界では・・・・つまり良いレベルの
ワインでは、「卵白」っていうのもありますし、「ゼラチン
「魚の浮袋」なんてのも!!。

少し古いやり方ですが、おそろしいのは「牛の血」。血の鉄臭さ
がワインについてしまいそうですね(^^;)。


あと、とても一般的なのは「フィルター」。このあたりになると
清澄というよりは「安定化」というのに属します。つまり、さらに
小さな微生物をキャッチして、ワインを劣化から防ぐものです。

当然、目の細かいフィルターにすると澱はそこでキャッチされ
ワインは綺麗になっていく!!


でも、フィルターに関しては、「良し悪し」です。
なんでかというと、細かいフィルターにかけたところで、本当に
「有害微生物だけ」を取り除いてくれるのか、ということです。

つまり、有害物質は除去できても、ワインの色や香りや
味わいのいい部分もいっしょに除去してしまうんじゃないの?
っつうことです。

透明感があるのは良いことだけど、それよりも多少ドロドロでも
香りや味わいにインパクトのあるワインの方が良いワインじゃないの?
そんな考え方で現在良質なワインが出来ていることも確かです。

「ノンフィルター」っちゅうやつですわ。

よく裏ラベルに書き込まれていたりします。

per mantenere la ricchezza del sapore, questo vino
non e' stato filtrato.
ペル・マンテネーレ・ラ・リッケッツァ・デル・サポーレ、クエスト・ヴィーノ
ノネ・スタート・フィルトラート。

(味わいの豊かさを失わないため、このワインはフィルターにかけられて
いません)

こういう書き方をしているワインは、大概の場合はフィルターも、また
清澄すらもしていないケースが多いです。

つまり、澱が完全に下に溜まった状態でボトリングしているので、可能性
としては、ボトルの中にどぼどぼと澱が入っている。

それを良しとしているわけです。
(ちょっとソムリエ泣かせ、ですけどね)

そういう裏ラベルを発見したら、やっぱちょっと

「気合入れて造ったかぁ!?」

って思えて、買う気になっちゃいますね(^^;)

輝きと透明度 limpidezza をグラスを45度に傾けて、いつも
注意深く確かめるようにしましょう!!


赤ワインの場合、淵が透明ならOK!!そして色がとっても濃い場合は
「あ、このワイン、フィルターかけてないかも!」

澱がドバドバと出てきたワインについては、
「おお〜〜〜、これが噂のノンフィルター?!」
って、あまり神経質にならないで、その味わい全体の「濃さ」を澱とともに
楽しんで欲しいと思います(^^)


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