近江八幡 冬景色


僕にとっての近江八幡は、ヴォーリス建築でも新町通りなどの
古い家並でもありません。

これらは、確かに町の局所局所に存在していて、とっても魅力的だけど
その隣に新しい家や駐車場などが立ち並んでいて、イタリアの小さな町に
比べたら、とても「さもしい」気分にさせられます。(イタリアと比べること
自体酷かもしれないけど、同じ歴史のある国として、比べないこと
自体「甘え」なのかもしれないと思う)


人間は美しいものを感じるために生きているのではないか。


イタリアのそれと比べても全く迷いなく、クリアーに誇れるのは自然
環境だと思う。

その田園風景、安土八幡の水郷や琵琶湖の水風景・・・・これほど
僕を豊かで落ち着いた気分にさせてくれるものはない。


僕は、毎朝、息子を保育園に送ってから、その足で山登りに出かけます。

八幡山の麓にある保育園を出発して、葦が高々と広がっている
水郷地や城跡で有名な安土山を右遠くに見ながら車を走らせます。


      遠く中央に安土山、手前が葦の風景
     当たり前ですが、電信柱は見えません


ほとんど戦後から風景が変わっていないのではないかと思えるような
山裾の円山町や島町の集落は、本当に長閑です。




      円山町・・・・・葦の博物館もあります


      島町・・・・・分校のような小学校があります(^^;)


           なくてはならない(?)焼却炉



山登りは、いつも琵琶湖に面した長命寺山と決まっています。
山の中腹の長命寺まで808段の石段があって、これが
最初ちょぴりハードでしたが、持久力を高め、足の筋力をつける
のに最適なコースだからです。

イベントやその準備に追われていない限りは出かけて行きます。


 イベントの構想や新しいアイデアを考えながら登ります(笑)


写真を撮ったこの日はたまたま朝から雪が降っていて、車を走らせて
いる頃から晴れ間が出てきたので、デジカメを取りに
わざわざ家に戻りました。

とてもびっくりしたのですが、空は晴れているのに、いや
晴れているからこそか、山の中の石段を登り始めると、頭上の
木々から、まるでスチームバスのような水滴が落ちていました。

太陽の光で、木々に積もった雪が解け始めていたからでしょう。



時々、ボサッという音で雪がパラパラ落ちてきて
そこに太陽光があたる瞬間は息を飲むほど素敵でした。


   黒々とした杉の緑、雪の白、空の青・・・・う、美しい!


 長命寺は平安時代の建立ですが、その後何度か修復され
 本堂に隣接している三仏堂は最近修復が完成しました。


     釈迦さん、弥勒さん、阿弥陀さん拝めます



     国宝の本堂、重要文化財の三重塔など・・・・
 なんとも幽遠な世界ですが、こちらは汗だくヒ〜ヒ〜です(笑)


 「おはようございます!」と、さわやかに挨拶しようと
 するんですけど、こちらのお坊さん、結構無愛想です(^^;)

 お賽銭をあげ、

 「目標達成、家族の健康、皆の幸せ、ヨロシクね!!」

 と一声かけて、立ち去ります。
 

             眼下の琵琶湖


車で出ると5〜10分ぐらいでこんな風景に出会えるって
本当に幸せですよね。

そんな静かな充実感とともに楽しい企画を練っています。



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